Varia Instrumentsの「RDM40」は4チャンネル仕様で、ロー、ミッド、ハイの3バンド・マスターアイソレーターがあり、そして各チャンネルにもEQではなくアイソレーターが備わっています。
FXセンド&リターンが付いているので、好きなエフェクターを繋いで使用が出来ます。電源周りも対策されており、リニア電源ユニットが内蔵されています。
マスターアイソレーター(24dB/oct)は、キレの良い急峻なスロープですが、各チャンネルアイソレーター(12dB/oct)のキャラクターはよりソフトでスムースになっています。インダストリアルな外観とは打って変わり、繊細な音にも対応出来る柔軟性のあるミキサーです。
こちらのレンタルには以下の製品が含まれています。
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- ミキサー本体
- 電源ケーブル
※当店のレンタル商品は全て機器補償が付いています。詳細については以下でご確認ください。
インプット | チャンネル1、2、3 : RCA(フォノ / ライン切替) チャンネル4 : RCA(ライン / マイク切替) |
アウトプット | マスターアウト : XLR ブースアウト : TRS RECアウト : RCA |
センド&リターン | TRS or TS |
チャンネル数 | 4ch(ステレオ) |
マニュアル | RDM40 ユーザーガイド |
メーカーサイト | Varia Instruments |
DJ trybtak –
出音はE&Sに比べ少し硬い印象。
E&Sの方が柔らかい・丸い感じがするが、硬いと言っても気になる程では無く音質は素晴らしい。
使用する曲のフォーマットにもよるが、デジタル音源だとより硬さが顕著になる。
マスターアイソのキレはE&Sよりキレる。
各チャンネルのカーブはE&Sより緩い感じがした。
各チャンネルにEQでは無くアイソが搭載されている為、MIXは非常にし易い。
ツマミの重さはE&Sより重い為、プレイ中にE&Sほどシビアになる必要は無かった。
個人的には操作性も含めRDM40の方が好み。
大規模空間の大音量で繊細な調整が求められるなら、筐体デザイン的にもRDM40の方がいいかなと思う。
機会があれば大規模空間で大音量で聞いてみたい。
ただ、数ある高級ロータリーミキサーの中でRDM40がどこをターゲットにしているのかイマイチよく分からない。
数十万かけて自ら選んで購入するなら選択肢から外すかも。