ISONOE 「ISO420」はマスタリング・グレードの回路を中心に構築され、わずか0.00033%のTHD+Noise(全高調波歪み率+雑音)という、理論上の限界までクリアさを追求したアナログミキサーです。
そのため、通常のアナログミキサーであればユニティゲインを超えると少しずつ歪みが追加されるのですが、ISO420ではMAXまでボリュームフェーダーを回してもほとんど歪みが追加されません。
4チャンネル仕様で、各チャンネルにロー、ハイの2バンドのシェルフEQと、各チャンネルを自由に割り当てることが出来る2系統のアイソレーターが搭載されています。EQとアイソレーターはバイパスすることが出来るため、よりクリアさを優先した使い方も可能です。
センド&リターンはAUX出力とチャンネル4のライン入力を使用する特殊な接続方法となっています。2ターンテーブル、2CDJを使用する場合はセンド&リターンが使えなくなりますので、代わりにループイン&アウトをエフェクター用に使えます。しかし、この場合はセンド量を調節出来ないため、エフェクター側でドライ&ウェットを調節する必要があります。
ループイン&アウトはエフェクターを使わない時はループケーブルで接続されています。これを抜くと音が出なくなりますのでご注意ください。
当店ではループケーブルとしてVan Damme Tonearm Ultra Pure Silver plated OFC(メーカー付属のもの)とMogami 2534を同梱していますので、お好みで付け替えてお使いください。
Van Damme Tonearm Ultra Pure Silver plated OFCはハイ寄りな音で、Mogami 2534はよりフラットな音の印象です。
こちらのレンタルには以下の製品が含まれています。
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- ミキサー本体
- リニア電源ユニットと電源ケーブル
- ループケーブル2種類(Van Damme Tonearm、Mogami 2534)
※当店のレンタル商品は全て機器補償が付いています。詳細については以下でご確認ください。
インプット | チャンネル1、2、3 : RCA(フォノ / ライン切替) チャンネル4 : TRS or TS(ライン) |
アウトプット | マスターアウト : XLR or RCA ブースアウト : XLR TAPEアウト : RCA |
センド&リターン (AUX OUT & チャンネル4 ) |
TRS or TS |
ループイン&アウト | RCA |
チャンネル数 | 4ch(ステレオ) |
マニュアル | ISO420 ユーザーガイド |
メーカーサイト | ISONOE |
stgab –
テクノ・ハウス等四つ打ち主軸のパーティーにて使用しました。これは衝撃的でした。
あまりに独特なバウンシーな低音をはじめとにかく主張が強く解像度の高い鳴り、それを保ったままなのにとても滑らかに馴染んでいくミキシング感。ひたすらグルーヴが途切れません。
正直サウンドのキャラクターはかなり特殊で評価が分かれるとは思いますが、ダンスミュージックをプレイするDJであれば一度試してみて欲しいです。きっと驚くと思います。