ロータリーミキサー高すぎる問題。
日本のロータリーミキサーの盛り上がりは、最近の物価高、円安の影響によって冷や水をかけられたようです。
「ロータリーミキサーってカッコいいな!いくらぐらいするんだろう?(スマホをポチポチ…)高過ぎるやん。。。」
高過ぎて買えない→興味を失う…ってなった人たくさんいるのではないでしょうか?
なので、今回は新品でなるべく安く買えるロータリーミキサーを探してみました。
後半には10万円を超えるものも含まれていますが、最近ではロータリーミキサーは2chでも30万円以上するのは当たり前になって来ていますので、安い方だと思います。
4チャンネル仕様のロータリーミキサーは物理的にどうしても高くなってしまうので、安く買える物となると2チャンネル仕様になります。
これが安く買えるロータリーミキサーだ
Omnitronic (オムニトロニック) / TRM-202 MK3
参考価格 ¥74,800
価格の安いロータリーミキサーを探すと真っ先に出てくるのが、Omnitronic TRM-202ですよね。
Omnitronicはドイツのオーディオ機器ブランドSteinigke Showtechnicが運営するブランドです。
品質は安定していて、国内の楽器店でも販売しているので簡単に購入できるのが魅力です。
Subzero / 2 Channel Rotary DJ Mixer
参考価格 £149.99
Subzeroはイギリスの有名楽器店Gear 4 Musicが展開するブランドです。
SubzeroのロータリーミキサーはOEM製品で中身はOmnitronicだと言われていて、海外のユーザーが両方を分解して確認したところ、外観以外は全く同じだったようです。
Subzeroは価格がとにかく安く、Omnitonicよりもさらに安いのは驚異的ですね。
ネームバリューがないので、中古で売りたい時に苦労するとは思いますが。
Gear 4 Musicから購入出来ます。
Headliner / R2
参考価格 $399.99
HeadlinerはDJ向けの機器およびアクセサリを製造・販売しているアメリカのメーカーです。
入門機として充分だという声もありますね。
メーカーから直接、またはGear 4 MusicやPerfect Circuitでも購入出来ます。
CDS / C-SQUARE
参考価格 ¥99,900
CDS(Compact Disco Soundsystem)は日本のメーカーで、国産ならではの細やかな作りとピュアなサウンドで注目を集めています。
「SQUARE」シリーズはお手頃な価格と見た目の可愛らしさが話題となりましたね。
現在はシリーズの新製品「CI-SQUARE」も登場しています。
メーカー直接販売のほか、島村楽器でも購入が出来ます。
Ecler / WARM2
参考価格 ¥118,000
1965年から現在までスペイン・バルセロナに拠点を置くプロ用オーディオブランドEclerの代表的なDJミキサーです。
設計から組み立て、検査までをすべてバルセロナで実施し、品質へのこだわりが強いブランドです。
多数の国内楽器店で取り扱いがあります。
Union Audio / orbit.2 LE
参考価格 ¥134,800
Union Audioは伝説的なDJミキサー設計者Andy Rigby-Jonesによって設立されました。これまで、MasterSounds、TPI、Richie HawtinのPlayDifferentlyなどと協業し、様々なDJミキサーを制作してきました。
Union Audioは実績がすごい!この一言に尽きますね。
メーカーから直接購入できます。
Can Electric / TAULA 2 MR
参考価格 €1.300
スペイン・バルセロナのブランド Can Electric Audioでは、設計からPCB(プリント基板)組み立て、塗装、シルクスクリーン印刷、配線、木工加工まで、すべて自社の工房でハンドワイヤーにより制作しています。
€1.300は決して安いとは言えませんが、上記の工程を手作業で行なっているのですから納得の価格です。
メーカーから直接購入できます。
注意点
国内で買えるものに関しては、保証やトラブルを考えると国内の楽器店で購入するのが安全でオススメです。
しかし、Amazonでの購入は注意が必要です。ロータリーミキサーの場合、Amazonが直接販売しているケースはなく、業者がAmazonのサイトでセラーとして販売しています。有名な楽器店なら問題ありませんが、問題のある業者も存在します。必ず商品ではなく出荷元・販売元の評価を確認するようにしてください。
海外のウェブサイトでしか購入できないものもありますので、メーカーから直接購入するか有名な販売店から購入するようにしましょう。例え価格が安かったとしても小規模な販売店は避けた方が良いでしょう。
そして、海外から購入する場合は「個人輸入」に該当しますので、販売店が表示する金額以外にかかる費用があるということを知っておく必要があります。
以下のようなものがあります。
支払いの海外手数料がかかる
クレジットカード会社によって違いますが、だいたい1.6%〜2.5%ぐらいの海外手数料が掛かります。Paypalの場合は2.5%~4%掛かります。
配送料が高い
国や配送会社、商品の重さによってまちまちですが、2chのロータリーミキサーだと5千円〜1万5千円ぐらいが相場でしょうか。
輸入消費税がかかる
個人輸入の場合、16,666円以下であれば消費税は掛かりませんが、超えた場合は商品価格の60%に対して消費税が掛かります。これは商品購入時には加算されず、商品が日本に届いてから請求されます。
通関代行手数料がかかる場合がある
商品金額によっては、税関に輸入申告書を提出しないといけない場合があり、通常は配送会社が代行で通関手続きをする代わりに手数料がかかります。
まとめ
やはり価格の高いロータリーミキサーは山ほどありますが、価格の安いロータリーミキサーは少ないですね。
今回ご紹介したロータリーミキサーはメーカー各社の企業努力のおかげで、かなり安く販売されています。感謝!
しかし、今後の物価高や円安の進み具合によっては値上がりしてしまう可能性も否定できません。
家でプレイする分には2チャンネルでも全く問題ありませんので、安くロータリーミキサー探している人は2chのロータリーミキサー検討してみてはいかがでしょう?